ポルノの本場スウェーデンで現地制作した驚愕の大作！
観る事が叶わなかった“日活スウェーデン・ポルノ”初DVD化

　日活ロマンポルノの歴史において、長らく「謎シリーズ」として観る事が叶わなかった“日活スウェーデン・ポルノ”がついに解禁。ポルノの歴史において、「海外・金髪」をテーマとするものは特別人気を集めてきた。70年代、性解放のイメージから「ポルノの本場」として幻想を集めていたスウェーデンを舞台に撮影。日活が、巨匠・西村昭五郎監督以下、精鋭スタッフを集め、現地で長期制作をしたものである。肌目の細かい演出、美しい色彩、激しい情交で既成の常識を打ち破った超大作。まさに、ロマンポルノが生んだ歴史的珍品を、性の奥深さを体感せよ。

ストーリー

　ストックホルムから数百キロ離れたバルト海の沿岸に古い家が建っている。住人は、主人のフレデリック、後妻のエリザベート、前妻の息子ヤール、娘のシャルロッテ、そして女中のイルマの五人。フレデリックは妻の目をかすめては、イルマを抱いた。一方、エリザべートもヤールの若い肉体をむさぼっていた。こうした淫蕩な生活にシャルロッテは悶々の日を送っていた。そんなある日、三人の脱走兵が現われた。ウルフ、グンナー、パールで、警察に追われている。空腹を満したグンナーは、イルマを皆の前で犯した。彼らが、ここに逃げてきたのには訳があった。
　シリアスな話と思わせて、コメディチックな展開になったりと、日活ロマンポルノならではの楽しみも感じる作品。